工作機械との別れ
2012.08.06 [ 最近の出来事 ]
私が入社して2年目に新品のワイヤーカットという工作機械を
充てがわれ今日まで、16年間にわたり様々な部品を加工してきた。
7年ほど前に2台目のワイヤーカットが導入されたが、2台目と比べ
非常に速度が速く、大きな部品も難なく加工できたのが特徴だった。
しかし、故障気味でよく修理やメンテナンスにかかってきた。
晩年は、2台目の操作性の具合良さから2番手選手になってしまったが、
納期が込み合った時には、頼りになった。
最近は安定した無人加工が維持できなくなり、修理も出来ない事から搬出することになった。
内心は、中古としても使えないだろう、スクラップになるのだろうと思っていた。
搬出業者さんに恐る恐る聞いたら、ベトナムに渡って、オーバーホールされて中古機械として売られるのだと言っていた。
それなら良かった!と嬉しくなった。
別天地で第二の人生を歩んで活躍して欲しい。