ロー付け溶接
2013.06.06 [ 技と心 ]
2つの部品(左右の棒)をこれから接合。 赤く炙って、銀ロウを溶かして流し込んだ瞬間。 見事一体になった部品。この後、旋盤で外観をきれいに仕上げる。
ときどきやる仕事として、
"ロー付け溶接"がある。
ロウ付けとは・・・
ガスの炎で2種類の部品をあぶって
一つに接合する技だ。
あぶり続けると金属は赤くなる。
そこに、溶けた「ロウ」を流し込む。
ロウは、銀ロウというものを使用し、接着剤の役目を果たす。
部品を熔かすことなく接合するのが溶接と異なる点だ。
ロウ付けができると・・・
機械加工の範囲が広がる。
鉄と銅を接合し電極に使用したり、
比較的簡単に気体や液体の漏れを止める
ことができるので、配管部品にもいい。
これからの季節はちょっと暑い・・・